銘酒「Ohmine」 を誕生させた秋山剛志氏に聞く―Bamboo Stylus duoで生まれる「伝え方」

2013年 12月 9日 11:00 Category : Digital

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日本はもちろん世界を飛び回るビジネスマンにとって、「出張に何を持っていくか」ということは重要なポイントではないだろうか。ノートパソコン、タブレット、スマートフォン…、日々の仕事に欠かせないデジタル機器が増えるにつれて、その周辺アイテムも少しずつ増えてくる。スタイラスペンも、そのひとつと言えるだろう。荷物は極力少なくしたい。でも、便利なツールはスマートに使いこなしたい―そう願うビジネスマンの注目を集めているのが、スタイラスペンとボールペンのふたつの機能を兼ね備えた、ワコムの「Bamboo Stylus duo」だ。

今回、ビジネスマン代表として登場いただくのは、大嶺酒造のファウンダーである秋山剛志氏だ。若き経営者である彼は、50年もの間、休眠状態だった酒蔵を復活させ、日本酒ブランド「Ohmine」を新たにスタート。瞬く間に、世界6ヵ国での展開を実現した、辣腕のビジネスマンである。20代のほとんどをニューヨークで過ごしたという彼に、経営者としての原点、そしてビジネスの発想の源をうかがっていく。


―大嶺酒造は、山口県美祢(みね)市を拠点にされていますね。秋山さんは美祢市のご出身ですか?

はい、そうです。美祢市は、四方を山に囲まれた自然豊かな素晴らしいところなのですが、子どもの頃は自分が田舎育ちだということに対して、実は、コンプレックスがありました。高校卒業後は、高知県の大学に進学して建築や都市計画について主に学んでいたんですが、中でも「シビックプライド」というテーマに強い関心を持ったのも、自分の出身地にどうしても誇りが持てなかったということがあったんです。「シビックプライド」とは、簡単に言うと「自分の住む街に対する誇り」のことで、そこに住む人たちが土地に誇りを持つことで意義ある街づくりにつながっていく―ということなんですが、そのテーマを通して初めて、自分の地元に中核となる企業があれば、もっと活気が出るんじゃないかということに気がついたんです。そこで、自分自身の経験を積むために、とりあえず、いちばん都会に行ってみようと思い立って、それで23歳のときに、ニューヨークへ行ったんです。親には日本をたつ3日くらい前に「じゃあ、ちょっと行ってきます」って言って(笑)。

―それはずいぶん無謀な話に聞こえますが、ニューヨークには知り合いなどいらっしゃったんでしょうか

実は、全くいなかったんですよ。自分ひとりで住むところから決めなくてはいけないというような状況でした。とりあえず飛び込んでみて、現地の人はどんな風に生活してるんだろうということに興味があったんですね。最終的にデザイン事務所に勤務して、ローカルの人たちともすごく仲良くなれてネットワークも広がっていき、ニューヨークには6年ほどいました。29歳の時に「次はビジネスで戻ってくるね」と言って日本に帰国したんですけど、今では「Ohmine」をニューヨークに輸出しています。日本食レストランやバー、本当にいろんなところに置いていただいているのですが、その頃からの友人たちが応援してくれているんです。

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