銘酒「Ohmine」 を誕生させた秋山剛志氏に聞く―Bamboo Stylus duoで生まれる「伝え方」

2013年 12月 9日 11:00 Category : Digital

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―紙がパーソナルで、デジタルがソーシャルというようなツールの使い分けは、非常に興味深いですね。今回お試しいただいているBamboo Stylus duoは、ボールペンとしてもスタイラスペンとしても使用できるのですが、書き心地はいかがですか?

いいですね。スタイラスペンとして反応も良いし、書き心地も良いです。意外に思われるかもしれませんが、最近、農家さんはイメージを共有するのにiPadをフル活用しているんですよ。ウェブカメラをつけて稲の状況を把握できるようにしたりして、それを全部iPadで管理して、育成状況の写真もiPadに全部入れてあったり。そういった人たちも、こういうスタイラスペンだったら使いやすいかもしれませんね。

今後もっと進んで行って、ウェブ上でリアルタイムで生育状況を見られるようにすれば、僕もそれを共有できたり、もしかしたら、お水の採取地の状況も確認できたりするかもしれません。さらに、それをもしかしたらお客さんにも公開できるかもしれませんし、そうすると、さらに面白いコミュニケーションが生まれてくる可能性がありますよね。

Bamboo Stylus duoは、スタイラスペンだけでなく、ボールペンも搭載。紙の上でもデジタルでも、メモをとる事が出来る。

―イメージの共有というのは、多くのビジネスマンにとって重要なテーマではないかと思います。秋山さんは、ストックホルム・デザイン・ラボとのディスカッションをする上で、どのようなことを心がけましたか

これはデザイナーに限った話ではないんですが、僕の場合は、すべてをさらけ出しちゃうんです。もう直球です(笑)。向こうにも本音を言ってもらって、腹を割って話して、隠しごとなくビジネスをスタートさせるというのが重要なことだと思っています。物をつくるデザイナーも、自然と向き合っている農家の方も、やっぱり隠し事なくやってるんですよね。そこに嘘っぽい話を持って行っても、すぐ見透かされちゃうと思うんです。とはいえ、最初に「Ohmine」をつくろうと思って酒米の農家さんや酒造りのスペシャリストの方々に話をしに行ったら、疑問を持たれましたけどね(笑)。「なんで今、日本酒業界にあえて飛び込むんだ?」と。

―ニューヨーク帰りの若者が何を言ってるのか、ということでしょうか(笑)。そこはどう説得されたのですか?

現状をどう変えていくか、どんとみんなを引っ張るようなものをつくりたいという思いがあったので、まず最初に「海外に売る」という大きな目標を立てたんです。そうすると、彼らは「東京でも売れないんだから難しいよ」という話になる。「絶対売れないからやりたくない」と最初は言ってたんですが、いきなりヨーロッパで「Ohmine」が売れたんですね。そうしたら、一緒に働いてくれている人たちも「もしかしたらできちゃうかも。こいつを信用してみよう」という雰囲気になったんですよ。そうすると良いコミュニケーションが生まれてきて、今度は向こうから良い提案が出てきたりするようになったんです。

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