マーロン・ブランドも愛したインディアンの文化

2014年 11月 25日 08:20 Category : Fashion

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ホワイトバッファローをご存じだろうか。数万頭に一頭しか生まれないといわれる、真っ白な毛をまとったバッファロー並みに希少なことからその名がついた天然石のひとつだ。

インディアンの文化に出会い、彼らが大切にしてきたミタクエ・オヤシンという教えに感銘を受けた日本の数人のクリエイターが石の名前をそのままブランドにしたのが、ここで紹介するアクセサリーである。ミタクエ・オヤシンは、あらまし、私につながるすべてのものといった意味合いになり、自然との共生をうたうインディアンの生きざまを端的に表している。

ホワイトバッファローは20年選手、30年選手のナバホの女性がつくり上げる。

コレクションを見て、いいなと思ったのが洗練された佇まいだった。インディアンジュエリーというと、ともするとハードな印象になりがちだが、どこかやさしい。もちろん、白がもつ清廉さによるところは大きいだろう。ていねいに磨き込まれたそれは高貴な印象さえ漂う。長い時間をかけてつくり上げられた気泡や蜘蛛の巣状の黒い編み目は僕らを悠久の旅にいざなう。インディアンが神聖な石として扱うのももっともだと思った。

ホワイトバッファローを贅沢にあしらったバングル。シルバー925がかたどる3つのラインにはフェザーのスタンプが施されている。75,000円

しかし魅力は石のポテンシャルだけでは説明がつかなかった。疑問は、生産背景を聞いて氷解した。ホワイトバッファローは日本でデザインをし、数十年のキャリアをもつナバホ族の女性たちが制作を担当するのだ。だから、荒々しさがセーブされて、かつ、ほどよく垢抜ける。ナバホのインディアンジュエリーの特徴である、たがねを使ったスタンプワークも繊細で品があった。

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