マーロン・ブランドも愛したインディアンの文化

2014年 11月 25日 08:20 Category : Fashion

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川辺へ行けば、きれいな石を拾ってコレクションする子どもだった。つるりとした表情のそれは長い時間をかけて削られていったものと聞いて、自然ってすげぇなとうなったものだった。身につけるようになったとっかかりはご多分に漏れず色気づいたからだけど、いつのころからかスタイルとして欠かせなくなった。もっぱらごくシンプルなタイプを1点、多くて2点。シンプルな夏の着こなしなら格好の、着膨れした冬ならさり気ないアクセントになってくれる。しかしいまは、もうちょっと深い思いも。

トライアングルのスタンプが目を引くバングル。74,000円

すこし前にマーロン・ブランドについて書く仕事があって、つらつら彼の生い立ちを調べていたら、落ちぶれたマーロンを甦らせた映画『ゴットファーザー』のエピソードに出くわした。マーロンはその映画でアカデミー主演男優賞に選ばれるのだが、ハリウッドは少数民族に対する見方が偏見に満ちている――との理由で受賞を拒否するのみならず、インディアンの格好をした女性を代わりに登壇させ、人種差別を憂うスピーチを行わせるのだ。そうしてインディアン=悪者というステレオタイプな描き方は過去のものとなっていく。

バッファローはインディアンにとって“衣”であり“食”だった。かつてのアメリカ政府は、兵糧攻めを目論んでこれを殺戮したという。ホワイトバッファローはそんな悲しい歴史を思い出させるネーミングでもある。

そのバングルを身につければ、ライトなマーロンくらいにはなれる。

スターのスタンプワークが細身のシルエットに好相性。38,000円

お問い合わせ:white buffalo tel.0120-132-368
※価格はすべて税抜き。
公式サイト

文/竹川圭

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