リモワの旗艦店が丸の内にオープン

2008年 10月 8日 10:00 Category : Fashion

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 ドイツのラゲージブランド、リモワの旗艦店が東京・丸の内仲通りにオープンした。これまでもリモワはセレクトショップや百貨店などで販売され、根強い人気を保持してきたが、今回は日本初の路面店とあって品揃えやディスプレイにもこだわりが感じられる。


 とくに見逃せないのが、ドイツ本国から取り寄せたという歴史的アーカイブである。


 1949年のアルミニウム製の大きなスーツケース(下右)は、鈍く光るアルミ素材がドイツの歴史を物語っている。


右:1949年 アルミニウム製。本体の角部分にコーナーパッドを使用し、耐久性を強化している。

 というのもリモワは1898年創業以来、スーツケースを作ってきたが、1945年、第二次世界大戦の連合軍の猛爆によりアルミの在庫以外のほとんどの資材が失われてしまった。そこで2代目の経営者であるリヒヤルト・モルシェックは、彼の工場に残された唯一の資材、アルミシートを使いスーツケースを創ったのである。

 本格的なアルミケースの生産は1950年からだが、下はその前年に作られたものになる。1952年のアルミニウム製ケース「DUR-Aluminium」は、アルミ表面の凸凹のリブ加工がより精度を増しているのがわかる。


左:1952年 アルミニウム製「DUR-Aluminium」

 そうやってドイツの歴史とともにアーカイブを眺めると、さらに興味がわくはずだ。ちなみにリモワのアイデンティティとなっているアルミのリブ加工は、1935年にドイツの航空機、ユンカース52(JU-52)の機体補強技術である凹凸の外板設計を参考に生み出されたといわれている。

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