「節子夫人」とパリのアスティエが生み出した、バルテュスの夢とは?

2014年 5月 2日 08:00 Category : Garbo

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深みのある白と、手仕事の柔らかみを感じるフォルム。クラシックさとモダンさを併せ持つパリのアスティエ・ド・ヴィラットの陶器は、大人の女性に大人気。そのアスティエが「節子夫人」と、夢のコラボレーションを果たした。「節子夫人」とは、一体誰?


今年の4月19日から東京でも回顧展が開催されている画家・バルテュス(バルタザール・クロソフスキー・ド・ローラ、1908〜2001年)。54歳の彼が日本で出会い、妻とし、「東洋美のすべてが彼女にある」と絶賛したのが節子・クロソフスカ・ド・ローラ伯爵夫人だ。彼の人生をアトリエで支えた夫人は、バルテュス財団名誉会長に就任。

写真右から2人目が、節子・クロソフスカ・ド・ローラ伯爵夫人

そんな節子夫人がかつて、ローマのメディチ館で修復作業を通して芸術家を育てる事業に関わっていたとき、若き芸術家夫婦が連れていたかわいらしい男の子。それがブノワ・ド・ヴィラットだった。ブノワはアスティエ・ド・ヴィラットを、イヴァン・ペリコーリとともに主宰する。

その後、パリで評判になった陶器のブランドを生み出したのが、あのときの男の子だとしった節子夫人はとても驚き、喜んだという。そんな出会いから、アスティエと節子夫人のコラボレーションが始まった。

Photo=Christopher Sturman for North Sea Air

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