美山荘(京都・花背)/美味しい宿、美味しい旅(1)

2014年 5月 19日 10:56 Category : Garbo

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日本にはたくさんの宿があるけれど、「料理が美味しい宿」というのは実は意外と少ない。なぜなら、旅館では夕食時には一気にたくさんの数の料理を用意しなければならないから。だから「料理の美味しい宿」というと、ふつうは「豪華食材が並ぶ宿」ということになりがちだが、今回はそうではなく、ちゃんと「料理」を楽しめて、ちょっと地味だけど滋味に「美味しさ」を提供している宿、五つをご紹介。


#01.ミシュランガイド二つ星。「遠回りしてでも訪れたい料理」の宿/美山荘(京都・花背)


京都市街から約1時間。京都の奥座敷・花背に「美山荘」はある。かつては隣接する古刹・大悲山峰定寺の宿坊だった宿。周囲は静謐な空気に包まれ、ちょっと背筋が伸びるような、そんなたたずまいが印象的だ。


司馬遼太郎に、白洲正子、立原正秋…。「美山荘」を愛した文人をあげたらきりがないけれど、温泉もなく、美食の店が集う京都の中心部から遠く離れたこの場所を皆が目指す理由。それは、美山荘の「料理」が本物だからだ。客室は、茶室建築で知られる中村外二氏の建築で、たった4室。小さな宿だからこそ、できる丁寧で美味しい料理がココにはある。


料理を作るのは、当代4代目、中東久人氏。1969年に京都で生まれ、アメリカ、ヨーロッパで、ホテル経営とサービスを学び、24歳で帰国。石川・金沢の料亭で修業を積んだ後、26歳で「美山荘」4代目に就任した。以来「花背でしか食べられない料理を」を主眼に、食材を開発、調達。個性的で、美山荘らしい料理を追求してきた。

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