カラーコレクションで蘇る、イヴ・サンローランのクリエーション

2014年 6月 24日 08:00 Category : Garbo

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イヴ・サンローランという名に何を連想するだろうか。

繊細な見目姿から生まれ出されるクリエーションは、大胆で自由。1978年には“私の創ったドレスをまとう女性に顔を与えたい”と言うムッシュの言葉によりメイクアップラインが発売された。メイクアップとは、ファッションをより楽しむものであり、両者を引き立て合うものであると改めて感じさせてくれる。

そのセンセーショナルな発表から36年後の今春、イヴ・サンローラン・ボーテのメイクアップ クリエイティブ ディレクター、ロイド・シモンズによる“ドレスをまとわせるような”目もとに仕立てる、アイカラーパレットが誕生した。ムッシュ イヴ・サンローランへのオマージュといえるそのカラーコレクションで表現したのはクチュール、アート、そしてカラーの融合。5色を区切るブラックラインで美しいコントラストを描き、幾何学模様が浮かび上がるパレットは、1965年に発表されたミニ・ドレス“モンドリアンルック”に着想した。まるでブランドを支えてきたフィロソフィーの息遣いをも聞こえてくるかのような鮮やか。そして純度の高い色彩に、新世代フォーミュラによる上質なパウダーを具備する。


1つのパレットに配された5つのカラーは、高濃度ピグメントとパール粒子を採用。それぞれの色が重なり、生み出されるカラーグラデーションとの相性に配慮しながら、メタリック、サテン、イリディッセント(玉虫色)、シマー、マットの5つのテクスチャーで構成。色の持つ可能性を限りなく広げ、表情を豊かに描く。

更に、ロイド・シモンズが求めたのは、その日の気分やスタイルに合わせて付け替えられるアクセサリーのように手軽であること。それでいて、ナチュラルからドラマティックなメイクアップまで幅広く楽しめるものであること。その11種55色のすべてに、ムッシュが愛し、遺したストーリーが息衝く。

No.1 TUXEDO(タキシード)パンツスーツを女性用として初めてアレンジ。新しい女性像を生み出したモニュメンタル アイコン。


No.2 FAUVES(フォーヴ)歴代コレクションの随所に用いられてきた、アニマルパターン。モダン且つエッジィーなアイコニック スタイル。

No.3 AFRIQUE(アフリック)生涯を通してクリエーションに表現された、アフリカのアートや服飾。エキゾチックビューティへの讃辞。

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