上七軒ビアガーデンで舞妓さんと涼む夏

2014年 7月 1日 08:00 Category : Garbo

このエントリーをはてなブックマークに追加

京都の夏といえば、五山送り火、嵐山灯篭流し、宇治川の鵜飼など、風流あふれる行事が目白押し。毎年、どこもかしこも国内外からの観光客でいっぱいだ。中でも、最大の賑わいを見せるのは、やはりなんといっても、祇園祭。ひと月かけて行われる長い祭りのハイライトのひとつ、24日の花笠巡行では山車に乗り、街中を可憐にパレードする芸妓さん、舞妓さんたちの姿も。同日、八坂神社の舞殿で、芸舞妓さんが披露する奉納舞踊は、寺社を埋め尽くす人だかりで暑さを跳ね返すほどの熱気に包まれる。

ところで、京都には、祇園祭と同じ7月1日から始まる、格別豪華なビアガーデンがあることをご存じだろうか?場所は京都最古の花街、上七軒。“天神さん”の愛称で親しまれる北野天満宮近くにあり、ノーベル賞作家、川端康成の名作「古都」の舞台にもなった優美な街である。


都会の喧騒から離れ、和やかな夕べを満喫
春の「北野をどり」、秋の「寿会」。普段は芸舞妓さんの技芸の発表の場として使われている上七軒歌舞練場だが、夏の間、場内にある日本庭園は、ビアガーデンと化す。といっても、単なるビアガーデンではない。なんと総勢6名の芸妓さん、舞妓さんが揃いの浴衣を身にまとい、毎日、夕方17時半から22時まで、来客をおもてなししてくれるのだ。

むろん、お茶屋でのお座敷遊びは「一見さんお断り」の風習が今も深く根付いているが、このビアガーデンは、縁のある人も、花街の一見さんも、皆が歓迎される場だ。ビール、水割りセット、冷酒、酎ハイなど、ドリンク類の他、全30品のフードを楽しめる。予約なしでも入れるが、ご覧の通り、混み合うことも多いので、旅行プランのひとつとして予定に入れるなら、事前の予約をぜひお勧めしたい。


Related article

  • パリの街角vol.6『エドヴィナ・ド・シャレット with シンスケ』
    パリの街角vol.6『エドヴィナ・ド・シャレット with シンスケ』
  • Interview:孤高の鬼才 デザイナー・秋元一彦氏が語る『ROSA RUGA』の気高き世界
    Interview:孤高の鬼才 デザイナー・秋元一彦氏が語る『ROSA RUGA』の気高き世界
  • バスキアのアートと融合した革新的ウォッチ
    バスキアのアートと融合した革新的ウォッチ
  • INSIDE CHANEL -- シャネルの伝説/第5章
    INSIDE CHANEL -- シャネルの伝説/第5章 "ココ"
  • 『進撃の巨人』×アンリアレイジ、コラボTシャツが登場
    『進撃の巨人』×アンリアレイジ、コラボTシャツが登場
  • グラフィックデザイナーが生み出す、モザイク柄ニット
    グラフィックデザイナーが生み出す、モザイク柄ニット

Prev & Next

Ranking

  • 1
    気分はヨーロッパのキッチン? 日立の新しい大型冷蔵庫
  • 2
    “華”のある男靴、ルイ・ヴィトンの新作
  • 3
    ミラノサローネ、キッチンにルネッサンス時代が始まる?
  • 4
    250周年を迎えたバカラより、涼しげな日本限定グラスを
  • 5
    ビブリオファイル Cruising 5月のおすすめ
  • 6
    エスティ ローダーの先端エイジング「シワ対策モイスチャライザー」
  • 7
    【動画】シャネル2014年 春夏プレタポルテコレクション
  • 8
    建築家・辰野金吾の建物を再生した「DEAN & DELUCA京都」
  • 9
    自由な絵ときもちいい言葉の世界 「いのくまさん」
  • 10
    Interview:五十嵐久枝 「倉俣史朗を語る」

Excite ism :

このエントリーをはてなブックマークに追加