物語に彩られ、造形美あふれるスペインのジュエリー

2014年 9月 2日 10:00 Category : Garbo

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ジュエリーの美しさの側面はいろいろなスタイルがあるが、世界のラグジュアリーなジュエリーブランドのひとつにも数えられているスペインの「カレラ イ カレラ」のジュエリーは、一目見たら忘れられないドラマティックな美しさで世界中の王室やセレブリティを魅了してきた。

その最新コレクション“セダ・インペリアル”は、ある一枚の伝説のショールがインスピレーションの源。美しい刺繍がほどこされたショールのモチーフが、カレラ イ カレラの熟練した職人たちの手を経て、ディテールまで美しいジュエリーに姿を変えている。


その伝説とは、4600年ほどまえの中国にいた王妃、リウ・ツーは不幸な結婚を悔やみ、インペリアルシルクのショールに秘伝の刺繍を施して海に沈めたことにはじまる。数世紀後、7つの海を航行していた帆船サン・フェリペ号の船長が波間からショールをひろいあげる。のちにセビリアの港に帰ってきた船には、船長や船員の姿はなく、船長の恋人がショールを見つけお針子にそのほころびを直すように頼み、それ以降この東洋の宝を守り続けた、という悲しくも美しいストーリー。

この伝説に基づいたショールは、現在“マニラショール”として知られ、15世紀以降スペインで日常的に着用されているもの。すべてが手作業で数ヶ月を費やして作り上げる贅沢なショールは、熟練の金細工職人に継承される“カレラ イ カレラ”のジュエリーにも重なるものである。コレクション「セダ・インペリアル」はさらに4つのシリーズがあり、ショールの刺繍のモチーフとリンクするデザインエッセンスが盛り込まれている。

“エンペラトリス”はマニラショールの代表的なモチーフである花がテーマ。大きさの異なる花びらを用い、アシンメトリーなデザインや透明感のある貴石をあしらったものには、内側の精巧な細工がルーペ効果で拡大されてみえる、というこのブランドの超絶技巧が見てとれるアイテムもある。女性らしさとボリューム感のコレクションとなっている。

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