メルボルンでカフェ巡り/オーストラリアを旅する(5)

2014年 9月 5日 11:00 Category : Garbo

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メルボルンはカフェの街だ。実は、パリよりもカフェの数が多いといわれるほど、小さなカフェが軒を連ね、街の人々に愛されている。オーストラリアのコーヒー文化発祥の地でもあり、子供からお年寄りまで、カフェでひとときを過ごすのが大好き。世界的な大手コーヒーチェーンもほとんどなく、みんなが自分のお気に入りの一店を持っている。メルボルンを訪れたら、カフェ巡りをしてみるのも楽しいだろう。


#01.St.Ali South

なかでも、現在カリスマ的な存在といえるのが、「St.Ali South」。平日でも1日600杯、週末ともなれば1000~1200杯のコーヒーが売れるという超人気店だ。それもそのはず、バリスタのマット・バージャーさん(写真)は4つの世界タイトルを持つ人物。上質なコーヒー豆を求めて世界中を飛び回り、実際に豆や生産地、背景に触れて豆を仕入れる。仕入れた豆はマットさんをはじめとするバリスタたちの高度なテクニックによってローストされて香りを引き出され、エスプレッソやカプチーノ、ドリップコーヒーなどさまざまなスタイルで提供されるのだ。


マットさんの勧めで飲み比べてみると、豆の個性の違いがよくわかり、例えば酸味の強い豆でも、酸味は際立ちながらも「旨い酸味」に。苦味のある豆は、やはり「旨い苦味」になるのがよくわかる。聞けば、このような個性的でおいしいコーヒーを手に入れるために、世界の農園を熟知し、ストーリーを理解し、適切な時期に仕入れることが重要だという。コロンビアには自社農園も持っていて、なみなみならぬ情熱が伺える。


また、店内のインテリアも多くのカフェを牽引しているようだ。もともと救急車が待機する場所だったという倉庫のような建物をポップに改装。朝から晩まで人々が集まり、思い思いに過ごす様子も含め、メルボルンのポップカルチャーを体現しているように見える。オリジナルのワッペンなどグッズもあり、おみやげにもぴったり。


さらに料理にも力を入れており、朝食から甘いもの、夜の小さなおつまみまで、非常に豊富。つまり一日中いつ出掛けても楽しめる場所になっている。
コーヒーだけでなく空間も、料理も。これぞ“今の”メルボルンのカフェ、という空気に包まれたければ、ぜひこちらへ。


St.Ali South
12-18 Yarra Place, South Melbourne,VIC
+61-3-9686-2990
St.Ali South 公式サイト

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