パールのオーガニックな美しさを堪能する、「New Pearl UWAJIMA」

2014年 9月 16日 08:00 Category : Garbo

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真珠養殖技術のルーツを持つ日本。周囲を海に囲まれたこの国において、海の恵みを最も美しい形で享受しているのがパールではないだろうか。愛媛県にある宇和島市は、恵まれた環境、そして優れた養殖技術で日本を代表する高品質のパールの生産地であることを、あまり知られていない方も多いだろう。

宇和島のパールの多くは組合を経由して、一般へ流通。流通するパールは、厳しい審査を乗り越えたものだけで、基準から外れたパールは生産者の手元に残ることになる。すこしだけ傷がある、いびつな形と理由はさまざまだが、パールであることに変わりはない。

視点を変えてみれば、これらは逆に「個性を持ったパール」であり、むしろ規格品のパールとは違う意味での美しさを放つ存在でもあるのだ。長い間、生産者の元に取り残され、眠っていたパールに光を当て、ジュエリーに仕立てたのがこの「New Pearl UWAJIMA」のプロジェクトである。


恵比寿にあるコンテンポラリージュエリーを専門に扱うギャラリー“ギャラリー ドゥ ポワソン”が監修し、16組のジュエリーブランドがパールを使ったジュエリーをデザイン。この個性的な、そしてそれぞれが1点もののパールが、ジュエリーブランドのデザイナーたちと出会うことで産まれたユニークなピースの数々。互いの個性が美しく融合し、作家ごとの色をまとうことで、個性を持ったパールが新しい命を与えられた姿は、見るものを惹き付ける魅力にあふれている。

パールがチャームの中で自在に動くデザインのネックレスなどをデザインしたDAN TOMIMATSUの富松 暖さんは「このオーガニックな魅力にあふれたパールをみたときに、穴をあけたりせず、その姿のままを生かしたいと思いました。すき間から個性的な形をしたパールが顔をのぞかせたりする楽しみもあります」。

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DAN TOMIMATSU

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