ジャン・コクトーの自邸公開、カルティエを愛した詩人

2010年 4月 22日 10:00 Category : Garbo

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自由奔放な生き方を貫いたフランスの詩人、ジャン・コクトー。彼が愛した自邸、ミイ・ラ・フォレの家が2010年春に一般公開されることになった。1947年に購入して以来、恋人のジャン・マレーとともに過ごした家には、まるでコクトーの情熱がそこに静かに眠っているかのような気配が残されている。

(C)keystone 彼は小指にカルティエのリング「トリニティ」を愛用していたことで知られるが、今回の一般公開の実現に、カルティエも支援を行い貢献している。

ジャン・コクトー氏 (C)keystone ミイ・ラ・フォレは中世の街並みが残る小さな村で、コクトー自邸も田舎の一軒屋といった感じの田園風の佇まい。だが室内にはコクトーらしさがあちらこちらにちりばめられている。とくに興味深いのはコクトーの書斎。古い写真や切り抜き、ペンなどが散らかった書斎は、今はなき詩人の姿を空想させる。ジャン・コクトーは当時のインテリアデザイナー、マドレーヌ・カスタンの手を借りて、1950年代風のインテリアを完成させたという。書斎の壁にあしらわれたパンテール柄ファブリックがユニークだ。

(C)Erica Lennardヴィナスよ、まだ僕を愛してくれてありがとう。万一君を語らなかったら、万一僕の家が自分の詩で出来ていなかったら、僕は足場を失って屋根から墜落するはずだ。(ジャン・コクトー「用語集」より) コクトーが自らの詩に残したように、彼の家は詩で出来ているのだろう。

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