太陽王にマカロン、歴史の詰まったサン・ジャン・ド・リュズ

2012年 3月 11日 10:00 Category : Garbo

このエントリーをはてなブックマークに追加

サン・ジャン・ド・リュズはフランス南西部、バスク地方の町。スペインとの国境をなすピレネー山脈のふもとに位置し、海岸からは大西洋とスペインの陸地が望める小さな港町だが、太陽王ルイ14世がスペイン王女、マリー・テレーズと婚礼を挙げたフランス史上重要な地だ。そして人気のスイーツ、マカロンが王家の結婚の引き出物として作られたことから、「フランス・マカロンの発祥の地」とも言われているのだ。ルイ14世とマリー・テレーズが婚礼を挙げたのは1660年、町でも由緒のあるサン・ジャン・バティスト教会でのこと。この教会、外観はゴシック建築だが、内装は「バスク様式」と言われる、この地方独特の木製バルコニーが設えられている。

三層からなるこのバルコニーはバスク様式の教会のなかでも特に見事なもの。荘厳さに木の温もりが加わり、ほっとするような優しさが感じられる。日曜の朝に訪れればバスク語の賛美歌が聞けるので、覗いてみてはどうだろう。町に出てみると教会通りからルイ14世広場に向かう通りにはマカロンやスイーツの店が並ぶ。そのひとつ「アダム(Adam)」は王家の引き出物のレシピを今に引き継ぐ店。

Related article

  • フランス・ボルドー最新レポート(1)「新しいボルドー」
    フランス・ボルドー最新レポート(1)「新しいボルドー」
  • 仏・リズシェルメルの春夏はレースに注目
    仏・リズシェルメルの春夏はレースに注目
  • 日本初上陸、フランス香水メゾン「リゴー」のキャンドル
    日本初上陸、フランス香水メゾン「リゴー」のキャンドル
  • フォトギャラリー:サロン・デュ・ショコラ(2)
    フォトギャラリー:サロン・デュ・ショコラ(2)
  • 「ブシュロン」のクリスマス特別イベント、伊勢丹新宿店で開催中
    「ブシュロン」のクリスマス特別イベント、伊勢丹新宿店で開催中
  • クラシックに触れる日、プーランク没後50年
    クラシックに触れる日、プーランク没後50年

Prev & Next

Ranking

  • 1
    デロンギのエスプレッソマシンがつなぐ、コーヒーのある豊かな生活
  • 2
    銀座シャネルにて「ピエール ポラン展」開催
  • 3
    27日、一夜限りの「六本木アートナイト」開催
  • 4
    一見の価値あり!「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」
  • 5
    バッグの黄金比がここに。チセイというフィレンツェ発レーベル
  • 6
    アーティスト8組による“刺しゅう”の展覧会@東京都庭園美術館
  • 7
    多様な世界を等価に映し出す「アンドレアス・グルスキー展」
  • 8
    「アビターレ・イル・テンポ」展レポート 【前編】
  • 9
    スカイツリー内、伝統工芸ツリーの秘密。デザイナー橋本夕紀夫インタビュー
  • 10
    ノルウェーのニットブランド「アルネ&カルロス」

Excite ism :

このエントリーをはてなブックマークに追加