草間彌生氏が手がける“アート”な携帯電話3作品――「iida」Art Editionsモデル

2009年 4月 8日 10:00 Category : Garbo

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KDDIは4月7日、auケータイ新ブランド「iida」のArt Editionsモデル「ドッツ・オブセッション、水玉で幸福いっぱい」「私の犬のリンリン」「宇宙へ行くときのハンドバッグ」を発表した。

Art Editionsとは、現代アーティストとともに携帯電話を現代アートへと一変させるiidaのデザインプロジェクト。今回発表された3作品は、水玉モチーフと強烈な色彩で他に類をみない作品を生み出す前衛芸術家の草間彌生氏が手がけたもの。草間氏が携帯電話をテーマに制作した作品をもとに、携帯電話としての機能性を損なうことなく、今までにない細密な手作業や高度な印刷技術を駆使するなど、通常考えられない手間と時間をかけて制作されたという。

3作品とも従来の携帯電話像を覆す独創的なものだが、auの製品として発売される予定だ。販売の時期や方法、対応サービスやスペック、価格については今後案内する。また、製品には、エディションナンバーと草間氏による直筆サインが入る。

ドッツ・オブセッション、水玉で幸福いっぱい

ドッツ・オブセッション、水玉で幸福いっぱいは、携帯電話と箱型の置き台がセットになった作品。草間氏が1965年に発表した「Infinity Mirror Room-'Phalli's Field」の世界を再現している。

白のドットで埋め尽くされた不可思議な箱にはスコープが取り付けられ、そこから中をのぞき込むとドットの渦の空間が無限に広がり、その中にドットと突起に埋め尽くされた携帯電話が入っている。

私の犬のリンリン

一見すると犬のオブジェに見えるが、背中のフタを開けると犬のリンリンと同じ柄の携帯電話が収納されているという作品。草間氏が2004年に発表したインスタレーション(場所や空間そのものを作品とする芸術手法)の「Hi! Konnichiwa (Hello !)」(2004年)をルーツにしている。

宇宙へ行くときのハンドバッグ

携帯電話をカラフルなハンドバッグに仕立てたのが、宇宙へ行くときのハンドバッグ。シルクスクリーン作品の「Handbag」(1985年)を鮮やかに再現したというデザインは、カラーと形からくる可愛らしさとドットの力強さが融合した今までにないたたずまいを持つ。

写真で解説する「Art Editions YAYOI KUSAMA」ケータイを通じて“暮らし”もデザイン――KDDIの新ブランド「iida」なめらかな金属で上質感を表現――iida第1弾端末「G9」

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