スコティッシュ_スタイルに息づく2人のクイーン

2013年 2月 6日 10:00 Category : Garbo

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メティエダール コレクションはその名のとおり、コスチュームジュエリーの「デリュ」、羽根細工の「ルマリエ」、刺繍の「ルサージュ」、靴の「マサロ」、帽子の「ミッシェル」、金銀細工の「ゴッサンス」、フローラルアクセサリーの「ギエ」、刺繍の「モンテックス」、そして手袋の「コース」といった、アトリエ職人の技術を称える意味が込められている。一方で、シャネルの歴史にゆかりの深い都市で開催されることでも知られ、今回カール・ラガーフェルドが選んだのはスコットランドのエディンバラ。会場となった荘厳なリンリスゴー宮殿は、女王メアリー・スチュアートが誕生した場所でもある。

エディンバラといえばマドモアゼル・シャネルがイギリスの大富豪ウエストミンスター公爵とたびたび訪れた地。彼女は公との生活からイギリス風の優雅さを磨き、チェックやスコティッシュツイード、カシミアニットを作品に反映していった。16世紀に生きたメアリー・スチュアートと20世紀を代表するデザイナー、ココ・シャネル。このコレクションは強く美しい2人の女王のスタイルを融合。スコットランドの伝統的な要素をベースに、ルネッサンスと現代のラグジュアリーを巧みな発想とバランスで表現してみせた。みぞれの降る夕刻。中庭には松明が焚かれ、それをステージとなる木の回廊が囲む。そこはまるで16世紀にタイムスリップしたような幻想的な雰囲気に包まれた。

登場したのはココ・シャネルがそうであったように、男物を借りたようなオーバーサイズのコート。カシミアのセーターとマフラー、そしてモスリンのキルトスカートを合わせている。

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