陶酔のシャネル2013-14年秋冬オートクチュールコレクション

2013年 7月 10日 10:00 Category : Garbo

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「これは過去と未来の変遷の間にあるものです」パリ8区にあるグラン パレで行われた、2013-14年秋冬 オートクチュールコレクションをさしてカール ラガーフェルドはそう語る。その言葉どおり、このコレクションでカール ラガーフェルドは、まさに古い世界から抜け出して新しい世界へと足を踏み入れ、女性らしさと洗練のモダンなコレクションを打ち出した。会場となったグラン パレは、1900年パリ万博メイン会場として建立されたものだが、彼のディレクションで未来のメガポリスの一角にある、荒廃した古い劇場へと舞台装置は変貌を遂げていた。

「今回のコレクションは非常にグラフィックなものになりました。私は古い世界から新しい世界へ変遷する何かを表現したかったのです」。スウェードのストッキングシューズは「ランジェリーのように軽い」と、カール ラガーフェルドは笑顔で語る。指先に幾重にも重ねられたジュエリーや四角いつばの帽子、ベルトを身にまとったグラフィックなシルエットのモデルたちがその空間と時間を通り抜けていくのだ。

カラーパレットは黒と白が基調。そこにグレー、ネイビー、ベージュ、シルバー、パール ピンクなど半段階ずつ色を折り込まれたカラーが加わる。これが生み出すのがレイヤリングとボリュームの遊び心に溢れたルック。ツイードと柔らかいスウェードなどの素材感、剛柔や緩急のついたシルエットやフォルムなどが、見事なコントラストを生んでいる。こうしたコントラストはコレクションの至るところに散見できる。例えばラメ入りのフランネルのロングドレスはシークイン素材を刺繍したミニスカートと合わせ、シンプルさと華やかさが融合する組み合わせに。

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