自分だけの香りを創る「カスタムメイド フレグランス」

2007年 8月 30日 10:00 Category : Garbo

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世界にたった一つだけの自分の香りを創る。そんな贅沢な体験ができる「カスタムメイドフレグランス」が話題だ。新宿高島屋1階「カスタムメイド フレグランス」コーナーサロンでは、フレグランス・ナビゲーターのアドバイスを受けながら、127種類のエッセンスの中から好きな香りをチョイスし、数十種類のエッセンスを調合して自分だけのフレグランスを創ることができる。フレグランスボトルには好きな名前をつけることができるので、出来上がったときの愛着もひとしおだ。

ガリマール社は、南仏グラースに工場をもち、有名ブランドのフレグランスの数々も手がけている1747年創業の老舗。「手袋と香水の製造会社」としてルイ王室にも香水などを納めていたという。手袋と香水とは不思議な組み合わせ? と思うかもしれないが、この地では伝統的な習慣である。ルネッサンス期、グラースに嫁いできたカトリーヌ・メディチは、舞踏会で愛用する革手袋に、革のなめしの臭いを消すために花の香りを染み込ませ、これがのちのフランス国王ルイ13世時代の宮廷でも大流行していたというのは、有名な逸話である。 では、実際にどのように香りが作られるのだろうか。カスタムメイド フレグランスは下記の手順で創られる。(1)フレグランス・ナビゲーターによるカウンセリング。(2)127種類のエッセンスから、ナビゲーターと一緒に好きな香りを選んでいく。一般的にフレグランスはトップ、ミドル、ベースの順に、時間の経過とともに香りが変化していくものだが、調合する際は、香りの基盤となる「ベース」からはじめ、ミドル、トップと選んでいく。

▲調合はすべて、自分自身で混ぜ合わせていく。理科実験のような作業が楽しい(3)調合した香りに好きな名前をつけ、レシピを作成。この香りはあくまで創作途中のサンプルのため、実際に持ち帰ることはできない。(4)レシピをフランスのガリマール社に送り、本社の熟練調香師の手によりフレグランスが製造される。香りを安定させるため、一定期間寝かせ、熟成させる。(5)オーダーから約4週間程度でカスタムメイド フレグランスが完成。ガリマール社のディプロマ(修了証)とともにフランスから空輸、売り場にて受け渡し。 香り創りに要する時間は、カウンセリングを入れて約90分。けれども一番大切なのは、やはり香りのイメージを明確にするためのカウンセリングだ。イメージ作りのコツを、フレグランス・ナビゲーターの岡林洋一さんにうかがってみた。「使いつけの香りや、好きな花、好きな色など何でもいいんです。香りにはいろいろなイメージがありますから、例えば『紫色が好き』という人には、藤の香りを提案してみたり。香りを選ぶ楽しさは、アロマセラピーのようだとよくお客様に言われますが、そんな気分を気軽に楽しんでいただきたいですね。またガルボ世代の女性に人気なのは、バラなどのフローラル系や、オリエンタル系。アンバーや木の香りをアクセントにされる方も多いですね。せっかくオジリナルを創るのですから、こだわりのエッセンスをブレンドしてみるのも面白いと思います」【DATA】「カスタムメイド フレグランス」新宿高島屋1階 化粧品フロア フレグランス・バー内カスタムメイド フレグランス(オーデパルファム100ml)¥21,000カスタム・メイキング体験料のみ¥5,250 ともに予約制お問い合わせ:tel.03-5361-1447取材/東ミチヨ

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