伊藤節+伊藤志信が手がけた新素材のベッド

2010年 1月 6日 23:00 Category : Interior

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 日本人は世界一の不眠国、かもしれない。働き者の性格に加え、ストレス過多な生活で眠りが浅くなる。ゆえに「眠り」に悩みを感じている人が多いのではないだろうか。

 デザイナーの伊藤節+伊藤志信氏が、ハイテク素材「FINE REVO(ファインレボ)」を用いた新しいベッドなどを発表した。両氏は1980年代の終わり頃よりミラノのスタジオ・アルキミアで、イタリア建築界の巨匠アンジェロ・マンジャロッティに師事。その後1995年に自身のデザインスタジオを開設し、ミラノを中心にヨーロッパ企業や日本企業とタッグを組み、さまざまなプロダクトを生み出してきた。


 新素材の「FINE REVO(ファインレボ)」とは、ASLEEPブランドを展開しているアイシン精機が独自に開発した樹脂素材で、タテ・ヨコ・ナナメの3次元の動きに対応し、体の動きにフィットする。また、形状を維持する弾性体で温度による形状変化がほとんどないので、どの季節でも強い耐久性を保つと定評がある。

 この最新のハイテク素材をどう寝具に活かすか。両氏は「su e giu'」というシリーズを提案した。伊藤節氏はこのシリーズについてこう語る。

 「イタリアに地中海で2番目に大きなサルディーニャ島という島があるのですが、『su e giu'』はサルディーニャ島の中でも最も美しい景色を誇るCHIA(キア)に位置する海岸の名称からヒントを得ました。島の暖かい気候や美しい自然の造形をイメージして、心地よい眠りのためのデザインをしました」

 上の写真で、ベッドの背もたれ部分に最新素材「FINE REVO(ファインレボ)」を使っている。サイドテーブルは着脱可能になっており、上の天板は木製で下の土台部分には、柔らかい素材ファインレボが用いられている。ベッドの上でブランチを食べるときなどに重宝しそうだ。

 「眠りの時間というのはすごく大切です。それと同様に、ベッドの上での生活、寝室空間での生活をどう充実させるかということを考えました。ベッドの上で食事をしたり、お酒を飲んだり、ゲームをしたり、読書をしたり、会話をしたり、時には愛し合ったりもね。ただ寝るだけではなく、ベッドの上で過ごしたくなるような寝室空間が提案できればと」と伊藤志信氏。

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