ルイ・ヴィトンのショートフィルムコンテストで日本人が審査員賞を受賞

2012年 11月 8日 17:40 Category : News

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 若手映画監督が競い合い、世界の観客にその才能を披露する場として創設された「ルイ・ヴィトン ジャーニーズ・アワーズ」。そのショートフィルムコンテストで日本人の真壁幸紀監督(株式会社ロボット所属)の作品「THE SUN AND THE MOON」が審査員特別賞を受賞した。

 「ルイ・ヴィトン ジャーニーズ・アワーズ」は2009年にルイ・ヴィトンと映画監督のウォン・カーウァイによって創設されたショートフィルムコンテストで、ルイ・ヴィトンのブランドの原点である「旅」を通して、映画製作者に才能や創造力を発揮する場を提供している。3年ぶり、第2回目の開催となった今回のテーマは「出逢い」。人、モノ、文化、場所、発見など、「出逢い」の解釈はそれぞれ異なるが、「出逢い」とは何を意味するのか?それぞれが心に残る「出逢い」を映像化することが本質的なテーマとなっている。

 真壁幸紀監督の「THE SUN AND THE MOON」は、金環日食を切り口に、友との記憶や感情を、現在へとシンク(=トラベル)させている。過去~現在の友人との出逢い、太陽と月の出逢い…心に染みる男の友情と感情、美しい映像が胸に響く作品です。

「THE SUN AND THE MOON」
監督:真壁幸記
撮影:宮永智基
音楽:星貴也
出演:ミネオショウ、きだともかず、井水大輔、大崎飛瑠

 今回イズムでは、真壁幸紀監督と映像カメラマンの宮永智基氏に話を伺った。

-金環日食を題材にしたきっかけは?

真壁:元々、金環日食を映像に撮りたいという強いおもいがありました。その後に今回のコンテストを知り、この作品を応募することを決めました。作品は自主制作なのですが、そこにインディーズならではの楽しみがありました。例えば金環日食が撮れないことだってありえますよね?一か八かの作品撮りを行うということは、プロで現場ではできません。ある種、ギャンブル的要素はありますが、撮ったものから繋ぎ合わせて、つまり逆算をして作品を作っていきました。

左から真壁幸紀監督、映像カメラマンの宮永智基氏

-男同士の友情(出逢い)を描いたのはなぜでしょう。

真壁:今回は海外のコンテストなので「何がウケルか?」というのをとても意識しました。僕の主観かもしれませんが、例えば、男女の出逢いは、海外の方と僕ら日本人の感覚でとてもギャップがあると思います。日本人が素敵だと感じている出逢いや恋の感覚、僕ら日本人男性が綺麗だと思っている女性の容姿は、必ずしも海外の方にウケルとは限りません。ここの溝は埋めることが難しいと思います。しかし、男同士の友情や出逢いというのはそこまで食い違いがないのかなとうのが、僕の感覚です。

-ムービー撮影を宮永さんに依頼したきっかけは?

真壁:宮永さんはフォトグラファーなので、実はムービーを撮るのは今回が初でした。最初、彼の作品(写真)をみたときに、アングルがとても素敵で心に惹かれるものがありました。そして、「この感覚でムービーが撮れればきっと素敵な絵が撮れるな」と思い依頼をしました。初めての人に頼む方がおもしろいですし(笑)。

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