常盤新平―遠いアメリカ―展

2015年 2月 26日 10:00 Category : News

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・第1章 作家の原点 生い立ち
生い立ちが紹介される。家族との夕食風景の写真、常盤さんが早川書房に就職が決まったときの母上からの手紙、ペンネームの「大原寿人」(ジョン・オハラのもじりと思われる)名で書いた「ぼくの親父」という原稿などがある。1960年、母上の葬儀や、墓前での写真がある。高校生の頃、校内の文芸誌に詩を書いている。早稲田大学に入学した頃の写真、学生証まで展示されている。1953年に刊行された「Tales of LOVE and FURY」で、アーウィン・ショーと出会ったことが分かる。

・第2章 アメリカ憧憬 編集者・翻訳家として
編集者、翻訳家としての仕事を振り返る展示。1959年、28歳で入社した早川書房では、ミステリシリーズを担当。1960年には新雑誌「ホリディ」の編集長になる。「ホリディ」の実物がある。これは、アメリカの「プレイボーイ」や「エスクァイア」、「ザ・ニューヨーカー」のような雑誌の日本版を目指したが、創刊号のみで休刊となる。編集業務と並行して、多くの翻訳を手掛ける。アイザック・アシモフ、E・S・ガードナーなどの翻訳本の実物が展示されている。笑ったのは、大原寿人宛の丸谷才一さんからの手紙である。丸谷さんらしいユーモアたっぷりの手紙だ。

当時の早川書房の社長、早川清さんといっしょに、ニューヨークに行ったときの写真がある。常盤さんは、このニューヨーク紀行を、「五番街日記」というタイトルで、ミステリマガジンの1968年3月号に書いている。翻訳家としての仕事が増えていく。

ニューヨーク五番街にて 1995年/撮影:山本源一

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