人の手にしか生み出せない喜びがある|Future Makers#03

2015年 3月 2日 17:00 Category : News

このエントリーをはてなブックマークに追加

街中で見かけることが減ってきた手書きの看板。それは「サインペインティング」と言われた昔ながらの手法。かつて今のように機械がまだ普及していなかった時代、町中に人の手によって生み出されたモノが溢れていた頃。人々は手作りのモノを使い生活し、手書きの看板から情報を入手し、手紙を書いて誰かに想いを伝えていた。

それらは単なるモノや道具ではなく、人の手によって生まれたモノだからこそ感じることができるぬくもりを伴っていたはずだ。

しかし、現在、街中からそのぬくもりが失われつつある。手紙を書くためにペンを持っていた手は、メールを打つためにスマートフォンを持つようになり、絵を書くために筆を持っていた手は、ソフトウェアを操作するためにマウスを持つようになった。モノを一つ一つ作るために使われていた人の手は、作業効率を上げるためにロボットの手に取って替わられた。

そんな時代の流れを受け、街を歩いると目に入る広告や看板は今やそのほとんどが機械によって描かれ彩られている。確かに、デジタルによってしか生まれない魅力的なデザインや感情もある。しかし、その代償として人々が失ってしまったものもあるのではないだろうか。そんな今だからこそ、人の手から生まれるモノの価値を今一度、再確認してみるのはどうだろう?

その価値を知り、自らの手でモノを生み出すことの楽しさを忘れない一人の男がいる。東京都目黒区にある「ペイントファクトリー」を主宰する工藤氏だ。彼は「エイジングペイント」、「サインペインティング」の第一人者。これからみなさんが目にするのは、彼が歩み続ける道 その“途中”の物語。

エキサイトイズムのプレイヤー














お問い合わせ:スポットライト

文/スポットライト

Related article

  • 山中俊治ディレクション「骨」展
    山中俊治ディレクション「骨」展
  • 選び抜かれたイチゴが、麗しいスパークリングに|おいしいMade in Japan#03
    選び抜かれたイチゴが、麗しいスパークリングに|おいしいMade in Japan#03
  • 最新のデザイン「Fx0」|革新し続けるデザイナー 吉岡徳仁(1)
    最新のデザイン「Fx0」|革新し続けるデザイナー 吉岡徳仁(1)
  • ビブリオファイル Cruising 12月のおすすめ
    ビブリオファイル Cruising 12月のおすすめ
  • iidaから吉岡徳仁デザイン「X-RAY」
    iidaから吉岡徳仁デザイン「X-RAY」
  • 大竹伸朗の直島銭湯「Iラブ湯」が誕生
    大竹伸朗の直島銭湯「Iラブ湯」が誕生

Prev & Next

Ranking

  • 1
    銘酒「Ohmine」 を誕生させた秋山剛志氏に聞く―Bamboo Stylus duoで生まれる「伝え方」
  • 2
    「世紀末芸術」の旗手、フェルディナント・ホドラー展
  • 3
    ジャズ名盤講座第2回「ブルーノート~4000番台編」ビギナー向け15選!マスター向け23選!
  • 4
    #謎1|パーク ハイアット 東京、その謎
  • 5
    ジャズ名盤講座第9回「ヴァーヴ編(その2)」ビギナー向け19選!マスター向け19選!
  • 6
    amadanaケータイ N705iがベールを脱いだ
  • 7
    キム・ジョーンズ来日、ルイ・ヴィトン 六本木ヒルズ店 メンズフロアリニューアルの夜
  • 8
    今週末見るべき映画「ティエリー・トグルドーの憂鬱」
  • 9
    今週末見るべき映画「ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー」
  • 10
    黒と白の新・水栓美学、ドイツのグローエ社から

Excite ism :

このエントリーをはてなブックマークに追加