Interview:全米No.1ベーカリー『TARTINE BAKERY& CAFE』、チャド・ロバートソン氏が語る“パン愛”

2015年 4月 8日 08:05 Category : News

このエントリーをはてなブックマークに追加

料理界のオスカー賞「ジェームス・ピアード財団賞」で最優秀ペイストリーシェフ賞を受賞し、アメリカのベストベーカリーに選出された『TARTINE BAKERY』。あまたのクリエイティブなコミュニティが形成され、“サンフランシスコで今、最も熱い”と世界中から絶大な注目を浴びているミッション地区のベーカリー&カフェだ。

レシピは存在せず、季節の素材を中心に、天然酵母による発酵に飽くなきこだわりをみせる同店の愛に溢れたパンは、世界各地の人々を魅了し続けている。人気店と聞けば、たとえ数時間であっても、行列に並ぶことが苦にならない日本人も、きっと仰天するだろう長蛇の列が、米国本店ではお馴染みの風景だ。

そして、この2015年春。満を持して、『TARTINE BAKERY』の世界初・海外第1号店が日本に上陸した。カントリーブレッドを中心に、サンフランシスコの本店同様、持ち帰りも、イートインもできるカフェ&ベーカリーは、渋谷~代官山間に開業する商業施設『LOG ROAD DAIKANYAMA』(ログロード代官山)内にオープン。

「“TARTINE(タルティーン)”とは、“piece of bread(ひとかけらのパン)という意味です。シンプルで人々に馴染みやすい名前なので、こう名づけました。日本の方にとっても覚えやすいのではないかと思います」と語るのは、オーナーベーカーのチャド・ロバートソン氏。パン作りの哲学を中心にお話を伺った。


#01.日本文化の全てがインスピレーション源。日本人の哲学を尊敬しています

- カリスマ的人気を誇る『TARTINE BAKERY』。海外での出店について、これまでにも各国からお誘いが多数あったと思うのですが、世界初の海外店オープンの場に、日本・代官山を選ばれた理由は何だったのですか?

日本の文化に興味があったんですね、ずっと。いつか日本でお店ができたらいいなと思っていました。初めて弟子入りしたスタッフも日本人でしたし、今のヘッドベーカーも日系人ですし、これまでに日本のベーカリーともコラボレーションしてきました。おそらく私は“日本”と良いご縁に恵まれているのだと思います。

正人(関口正人氏・株式会社THINK GREEN PRODUCE 代表取締役)とは、3年半くらい前に初めてサンフランシスコでお会いした際、「カリフォルニアの雰囲気が日本に合うのではないか。日本で開店してみてはどうか」というお話をいただきました。その後、関口さんは私を日本に招いてくれました。10日間ほどの滞在中、共通の趣味であるサーフィンを二人で楽しみました。サンフランシスコに帰国する頃には、「日本でお店をオープンしたい」という気持ちが私の中で固まっていました。

Related article

  • Saturdays Surf NYC Gift Cardが日本でも発売
    Saturdays Surf NYC Gift Cardが日本でも発売
  • 「ショコラ・バー パスカル カフェ」の限定新メニュー
    「ショコラ・バー パスカル カフェ」の限定新メニュー
  • ますます充実、「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」
    ますます充実、「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」
  • 「資生堂パーラー 銀座本店」、真夏のパフェフェア
    「資生堂パーラー 銀座本店」、真夏のパフェフェア
  • フランス・ボルドー最新レポート(3)「ワインツーリズム」
    フランス・ボルドー最新レポート(3)「ワインツーリズム」
  • 柳舘功シェフの新レストランで、期間限定のデザートが登場
    柳舘功シェフの新レストランで、期間限定のデザートが登場

Prev & Next

Ranking

  • 1
    ドイツ、インテリアファブリックの祭典で見つけたアイディアと新作
  • 2
    graf + flame「生活を照らすこと」展
  • 3
    フォトギャラリ―:マグノリアベーカリーの素敵スイーツ
  • 4
    テーマは「都市と自然」。札幌国際芸術祭レポート
  • 5
    今週末見るべき映画「ウォールフラワー」
  • 6
    ワンランク上のご褒美トリップ in マンダリン オリエンタル マカオ
  • 7
    プジョーRCZ、五感に響くデザイン至上主義
  • 8
    日本初上陸まで3ヶ月、シャングリ・ラ ホテル
  • 9
    シトロエン新型C5、“ザハ”的なるデザインとは
  • 10
    六本木ヒルズに出現、写真で感じる『ルイ・ヴィトンの森』

Excite ism :

このエントリーをはてなブックマークに追加