地球のへそを目指し灼熱の大地を走る|疾走オーストラリア、9000kmの旅#04

2015年 6月 23日 08:00 Category : News

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#04-04.地球のへそ、ウルルへ
地球のへそとよばれ、エアーズロックの名前で知られるウルルへと向う。ここからウルルまでの道のりは、景色の変わらない不毛な大地をひたすら進むという、これぞオーストラリアという行程だ。あるのは数十キロ間隔にあるロードハウスのみで、人が住むにはあまりに過酷な環境だということが分かる。内陸を車で走る鉄則として夜間の走行はなるべく避けたほうが賢明だろう。なぜならカンガルーを含む夜行性の動物たちが車のヘッドライトに吸い込まれるように飛び出してくる危険があるからだ。牛やカンガルーは思ったよりも大きく重いため、万が一轢いてしまったらこちらのダメージも相当なものだろう。


クーバーペディから北へ400kmほど走ったところでノーザンテリトリー州へと入る。州都はここから遥か遠く、オーストラリア北端のダーウィンだ。ノーザンテリトリー州の制限速度130km/hで一時間弱走るとエルデュンダというロードハウスがある。そこの手前のT字路を西へ向かうとウルル方面に向うことになる。この西に向う道が意外と長く、日も傾き始めてきた。この先に本当に目的地があるのだろうかという不安感に襲われるのだがここは気にせず前に進もう。


クーバーペディからの移動距離750km、世界遺産ウルルにたどり着く。かつてはエアーズロックという名称のほうがメジャーだったが、もともとは先住民アボリジニのもっとも重要な聖地だった。そのアボリジニの習慣や考え方を尊重する運動が高まり、1995年からその名称をウルルに改めた。ウルルのサンセットはとても有名で、夕日によって真っ赤に燃えるような色に染まる景色はこの世のものとは思えないほどの美しさだ。この日は残念ながら雲が多かったため赤く染まるウルルはみることができなかったが、ピンク色の空とウルルのシルエットに自然の雄大さをまざまざと見せつけられた。


オーストラリア政府観光局公式サイト/ウルル、ノーザンテリトリー

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