日本の秋を祝福 ペリエ ジュエ最高醸造責任者エルヴェ・デシャン氏

2015年 11月 6日 14:00 Category : News

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1811年の創業以来、200年以上にわたりヴィクトリア女王、ナポレオン3世、モナコ大公妃グレース・ケリーなどの王室の人々をはじめとして、数々のセレブリティやアーティストをも魅了してきた老舗メゾン「ペリエ ジュエ」。その歴史と伝統が培う繊細でエレガントな味わいは揺るぎないが、毎回、ヴィンテージがリリースされる度にさらなる魅力を放つことに驚かされる。2015年10月19日(月)に世界に先駆けて日本で販売がスタートした季節限定の特別キュヴェ「ペリエ ジュエ ベル エポック エディション オータム 2005」も、錦織成す美しい日本の紅葉を祝福するがごとく、ペリエ ジュエのロゼ・シャンパーニュにまた新たな魅力を付け加えている。最高醸造責任者エルヴェ・デシャン氏に、その魅力の秘密をうかがった。


-「ペリエ ジュエ ベル エポック エディション オータム 2005」はどのようにして誕生したロゼ・シャンパーニュなのでしょうか?

まず、これは日本の秋にインスパイアされて造り上げたものです。秋に京都のお寺を訪れる機会があったのですが、その時に見た紅葉の色合いの多彩さが深く心に残ったのです。なので、秋を表現したロゼ・シャンパーニュを造るにあたり、従来のベル エポックのロゼよりも落ち着いた深いロゼの色を思い描きました。ニュアンスとして少し銅色がかった赤で、温かみを表現したいと思ったのです。


いつも来日した折には、スケジュールが詰まっており、京都はその合間を縫ってのほんの短い時間の訪問でした。車の運転手の人が、お寺の中に入ってしまわないで入り口の手前の橋を渡ったところの紅葉が美しいと助言をしてくれて、わずかに1時間だったのですが本当に美しい紅葉を見ることができたのです。

しかし、そこですべてがひらめいたわけではなく、やはりシャンパーニュ地方の赤ワインを使いつつ、自分のイメージした色を再現するためにはどれくらいの配合にすればよいかと試行錯誤を繰り返した後に出来上がったものです。

-実際には、いつ、どのように造り上げられましたか?

例年より寒い冬と暖かい春、涼しい夏に太陽に恵まれた秋と、さまざまな表情を持つ日本の秋のようにコントラストが豊かだった2005年のブドウを使用して、味や香りなどイメージに合ったものを造り上げるまでには、10回ほどのアッサンブラージュ(秋に収穫したブドウで造られた区画毎のワインの配合)のテストを行ないました。

さらに難しいのは、アッサンブラージュをしてそこで終わるのではなく、ロゼの場合は時が経つと色が失われていきますし、元となる赤ワインは黄色味を帯びていきます。なので、リリースのタイミングも非常に難しいのです。ようやく2年前に最後のドサージュ(澱の除去によって減った分を糖を含むリキュールで最後の仕上げを行なうこと)を行い日本市場に出せると決心できたのです。ペリエ ジュエらしい、フローラルなノートと気品あるエレガントさを持ち、ダイヤモンドのように輝くロゼ・シャンパーニュの中に、このキュヴェの個性である“秋”を盛り込んで造り上げました。

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