服部一成の仕事展「服部一成二千十年十一月」

2010年 11月 20日 09:30 Category : News

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 「キユーピーハーフ」の広告や雑誌をはじめ多くのグラフィックデザインを手がける服部一成氏の個展が東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催中だ。

 「シンプルに生きることにした。シンプルに食べることにした。」「自分について、考えることがあります。」と、ぴしゃりと頬を打たれるようなストイックなコピーがある。そんなただかわいいだけじゃないキユーピーハーフの広告は、当時の雑誌好き、カルチャー好きのひねくれ女子のハートを鷲掴みにした。きっとこの経験をした人は私だけではないはずだ。

 服部氏は大学卒業後に、デザイン会社に入社し2001年独立、今に至る。今回は、主に独立後2001年以降の服部氏の仕事が一望できる展示になっている。しかし、ひと筋縄ではいかないのが服部氏。単に手がけた仕事をガラスケースに入れて作品然として見せる手法は敢えてとらずに、独自の展覧会を作り上げたのだ。


 ギャラリーの中に立て込みセットのような部屋が作られている。しかも裏側剥き出しで。まるで舞台のセットのようなところが、入り口なのである。1Fの展示室は3つの部屋に分けられている。

 部屋の中に入ると、まるで舞台に上がったように周りが明るくなる。B全サイズのポスターが壁一面に敷き詰められ、上下左右のポスターはすべて柄が繋がっている。同じモチーフが繰り返されている、テキスタイルのようだ。そして、囲まれた4つの壁はすべて違う柄のポスターになっている。


 これらポスターの素材は、雑誌「真夜中」のロゴの一部だったり、平凡社の広報誌「月刊百科」の表紙の猫が隠れていたり、ギャラリーNOWIDeAのロゴの一部が使われていたり… 過去の服部氏の仕事で用いられたパーツがあしらわれているようだ。

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