まるで水から切り取られたかのような時計、吉岡徳仁デザイン

2011年5月11日 21:49

 3月に開催された世界最大の時計・宝飾品の見本市、バーゼル・ワールドにおいて、ISSEY MIYAKEプロデュースのウオッチ・プロジェクトの新作「O」(オー)が発表された。デザインは吉岡徳仁氏。7月上旬発売予定、¥16,800。

 「O」はISSEY MIYAKEウォッチプロジェクトの10周年を記念したスペシャルモデル。2001年のスタートから山中俊治氏、ハッリ・コスキネン氏、深澤直人氏、ロス・ラブグローブ氏、イブ・アーベル氏などが手がけてきた。

 「O」はフランス語で水を意味する(EAU、オー)。吉岡氏が得意とする透明な素材を使用し、「まるで水から切り取られ、刻まれる時のみが腕の中に存在しているかのような」情景を生み出す。

 透明なバングルの滑らかな曲面から、鏡のように磨き上げられた時計本体の平面へと視線を移すと、素材が周りの風景を反射し、姿を消すように、環境に溶け込む。超弾性の特殊な樹脂素材が、水のようにかたちをもたない時計の姿を生み出し、物質という概念から解放された新しい時計が実現したという。

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