ハミルトンの代表的モデル「ベンチュラ」は、1957年に発表され、世界初のエレクトリック・ウォッチとして注目を集めた。ミッドセンチュリーに生まれた時計らしく、左右非対称のケースや、アメリカ車を彷彿させる流線型のモチーフなど、随所にこだわりの“スタイル”が盛り込まれている。円か、長方形か、という時計ケースの常識を破るスタイルは、当時から現在にいたるまで常に革新的であり続けた。アメリカの工業デザイナー、リチャード・アービブによるデザイン。
ベンチュラXXL ¥126,000 自動巻き、ステンレススティールケース、サファイアクリスタル、5気圧防水、ケースサイズ縦54×幅46mm、ブラックラバーストラップ。ちなみにベンチュラが発表されたのち、あの映画『2001年宇宙の旅』の時計デザインも、ハミルトンが担当したという。ハミルトンの感性は、当時のフューチャリスティックデザインの潮流をも牽引していたといえる。
その後、「ベンチュラ」はオリジナルの存在感を受け継ぎながらも進化し、ケース幅46mmのビッグサイズ“XXL”モデルも登場した。スケールを拡大することで、ケース上下に施された流線型モチーフもインパクトを増し、スポーティな印象に。また文字盤は、ムーブメントが透けて見えるメッシュ仕様になっている。
リュウズ部分も強調され、タフなアクセントに。ムーブメントは、あえてアナログを選択し、機械式を採用。裏蓋は、ムーブメントが見えるシースルーバックとなっている。従来のXXLモデルは、ガンブラックPVD加工が施されていたが、新作ではケースにステンレススティールを採用し、よりインテリジェンスな要素が加わった。カジュアルな装いにも、ジャケットスタイルにも、気軽に合わせられるインパクトウォッチとなった。
お問い合わせ:ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン tel03-6254-7371
取材/東ミチヨ

